2011年01月19日(Wed)【邁進】
見合いしろと、いきなり、親に、縁談の話を持ち出され、喧嘩になった。
俺には、心に決めた女が居るから、勿論、断った。
それが、気に食わない親に、腹が立った。
俺の人生だ。俺が見付けたのは、親父や母さんが、求めた様に、俺はちゃんと、医者になって、跡を継ぐと、約束した。
そう、させてくれた女だ。
何故、俺の気持ちさえも、勝手に決め付ける。
親だからって、そんな権利無いだろ？
俺だって、成人している身云々よりも、生きている人間だ。
気持ちや感情は有る。
正直、俺は、女に困ってねーよ？
告白の一つすれば、着いて来る女なんか、数知れず居る。
だけど、何故、俺がそうしないか。何故、そういう女に、見向きもしないか。
そういう事は、考えた事、無いだろうな。
答えは、至って簡単なのに。
女に興味が無いとか、思われてたんかな。いつも、ハルトとばかり居たし。
ま。誰に、何を言われ様が、俺は俺の道を行く。
例え、まどかが向いてくれなくても、俺が決めた道だから。
男に二言はねーよ。笑
それ以前に、まどか以上の女を、俺は知らないし。
まどかの過去と今を、ちゃんと見てんのって、まどかの気持ちを知ってんのって、全国で、きっと、俺と、ハルトと、糞弟達くらいなんだろうな。
ツンデレなピュアなシャイだから、誤解を招く奴だけど。
すぐに、ふてくされて、そっぽ向いて、壁を作る奴だけど。
強がりで、頑固で、負けず嫌いで、気紛れな猫みたいな奴だけど。
だけど、誰よりも、他人思いで、チャラけて見せてるけど、芯が強くて。
辛くたって、それを隠して笑って居る。
自分を犠牲にしてでも、まどかは、大切な人達に、全力で体当たりで接する。
きっと、俺なんかよりも、ずっと大人だ。
考え方も、見方も。
ただ、救えないくらい、阿呆だけどな。
石橋を壊して渡る様な、デンジャラスで、無邪気で、奇想天外な奴だから、見て居る此方が、ハラハラさせられる。
そんな馬鹿で、自然な…否。天然なまどかが、俺には、唯一無二な存在。
誰しもが、まどかを見てなくとも、認めなくとも、俺だけは、認めて居る。ちゃんと、まどかの変化を、見て来た。
まどかの心情を、知って来た。
本当に、心から、尊敬出来る女。
…と、言うのは、言い過ぎだが。笑
只、本当に…好きだ。
00:43
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