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◆2007年03月16日(Fri) 【男淫魔―インキュバス―Ｎｏ．５】 「う～ん…‥・まだ５時…あと‥少しだけ寝よ・…‥・」 枕へとまた顔を埋めるイヅル 「イヅル二度寝はアカンでｖＶ」 何時もみたいに市丸の顔がずいっと現れた。 「はぁ…‥・」 もう特に驚く事もないだろうと溜め息をついた時だった…‥・ 「な、市丸さん何で何も着てないんですか！！」 と言って市丸の顔目掛けてクッションを投げる。イヅルの言う通り市丸は何も着ていない。 「ボクも驚いたわ…‥・実体化してるんやもん、流石に服まで実体化する余裕無かったみたいやけど…‥・」 ポリポリと頭を掻く市丸、素っ裸だと言うのに前も隠さずオープンだ 「説明は良いから何か着て下さい！！」 同じ男だと言うのに何を気にしているのか顔を隠すイヅル 「何かって言われてもなぁι」 「やだ近寄るな！！この露出狂！！」 「朝から五月蠅いぞ吉良…‥・」 こんな朝早くから五月蠅くされていたら嫌でも目が覚めてしまう様で日番谷がイヅルの部屋へと入って来た。 ガチャ…‥・ 「日番谷君…‥・ι」 「だ、誰だその男…‥・ι」 日番谷の前に映るのは素っ裸の男とイヅル、明らかに以上な状況…‥・ 「あ～、これはそのι」 「って言うか何でコイツ裸なんだι」 突っ込む所がそこかよオイ！！ 「えっと…‥・その「あ～、面倒やなぁ…‥・」 パチン 市丸が指パチンをすると日番谷がビクッと反応した。 「ったく市丸お前吉良の部屋で何してるんだよ！！しかも素っ裸で！！」 「あ～、朝シャンしてたら間違えてイヅルの部屋に入ってしもうたみたいやわ～」 「たくっ、気を付ろよ？」 どうやら市丸は日番谷の記憶を勝手に改造して自分を同居人と言う説定にしたらしい。 「ふぅ～、危なかった危なかったι」 「それは僕の台詞ですι」 このまま素っ裸で居る訳にもいかないので仕方なく（仕方なくないですｂｙイヅル）イヅルの父親の服を借りた市丸因みにイヅルの両親は只今海外に出勤中であった。だから炊事洗濯はイヅルと日番谷の二人でこなしているのである。 「なぁ、イヅル…‥・何処行くん？」 「高校ですよ。」 「コウコウ…‥・？」 「あ～、もう遅刻しちゃう…‥・」 朝から色々と騒いでいたらいつの間にかもうイヅルが家を出なくてはいけない時間になっていたのだ 「日番谷君今日のお弁当此所に置いておくからね。後家の鍵ちゃんと閉めてね？」 「解った…‥・」 「あと、市丸さんももし家を出るんだったら鍵ちゃんと閉めて下さいね？」 はいっ、とイヅルから鍵を受け取る市丸 「なぁ、ボクもコウコウ行ってえぇ？」 「駄目です！？」 こんなエロ悪魔が学校に来たら…‥・ 雛森君が危ない！！ 「良いですか、絶対学校に来ないで下さいね？」 そう言って家を飛び出て行ったイヅルであった。 …‥・ 「なぁ、日番谷はん…‥・コウコウってどないな所なん？」 「取りあえず人が多い所だ…‥・じゃあ俺もそろそろ家出るから鍵ちゃんと閉めとけよ市丸？」 「はいはい…‥・」 と片手にコーヒーカップを持って日番谷を見送る市丸 「コウコウねぇ…‥・」 ネクスト 20:47:38 ｺﾒﾝﾄ [ｺﾒﾝﾄを書く] 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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